日時:2019年9月10日(火)午後6時~9時
場所:関西大学梅田キャンパス
出席者:理事4名と理事長指名の企画委員2名
1.前回会合の議事(法人登録変更,宝塚市旧安田邸保存,1970年代の環境問題の振り返り等)に関し,再確認が行われた。
2.「SDGs×イノベーション創出について」の話題提供が理事からなされた。その理事はビジネスモデルを起案し,関連付けをおこなうファシリテーターとして活動している。世界の先進的流れは社会的経済的持続性を環境の持続性と統合することに向けられている。日本国内では,SDGsに関わろうとする人びとの価値意識や目標はそろっておらず,経営者にもSDGsについて好き嫌いがわかれている。企業では,SDGsが社会活動の広報の道具とされており,イ・キューブのようなNPO的な組織が第三者意見を述べる方がより身近になる。財務情報だけでなく非財務情報をも用いた企業評価が必要である。SDGs担当部門は社長直轄組織で「出島」形式とし,自由にイノベーションを起こすのが有効,等の意見が述べられた。
3.KADOKAWA玉置氏の講演企画を担当の理事から準備の状況について説明と提案があった。講演会への参加者の参加意欲を盛り上げ,会での発言を誘引するため,短い質問の準備等工夫する必要がある。2025大阪万博へ至るまでの健康医療サービスに繋がるアイデアの導火線となる講演会としたい。1970年の万博から55年たった今度の大阪万博は社会的インパクトが大きいので,講演時には色々なアイデアを引き出すため,入念な準備が必要である,等の意見が出された。
2019年12月21日の午後3時より5時まで関西大学梅田キャンパスの702号で,関西大学健康まちづくりイノベーション研究会との共催として開催し、そのあと近くで講演者と懇親会を催すとした。
4.園芸療法のワークショップを開催する企画について担当の会員から提案があった。予防と入院検診前,通院期,退院後から予防期まで,病院患者(市民)をシームレスに支える健康システムの基盤として,病院に園芸療法のプログラムを挿入したい旨,説明があった。これに対して,ネーミングとしては和英表記の「園芸セラピー」の方が「園芸療法」より医療分野からの偏見がすくないし,タイトルをも言う少し包括的に改定するようにとの意見があった。シームレスに患者の暮らしのつながりをみて,効果のある回復や健康増進を過ごしてもらうという我々の目標を情報発信すべきだ。園芸療法の効果やエビデンスの確認と見える化が必要になる,等の意見が出された。 以上
議事録として確認をした。
2019年9月28日
3名の理事の自筆のサインと押印